ゆべ白石の軌跡

出来事、価値観、制作物などの記録を行っていました。note移行に伴い更新停止【2020.1.8~2022.6.28】

日本人はちょっと不思議

文章を書く能力がよわよわですので、軽〜く書いてます。

 

現代の日本人、結構多くの人が神様を信じている。僕も含めて、「神様、お願いします!」みたいな感じで、身近な存在のように扱って生きている。

そしてこの神様はただ「神様」であって、姿とか、顔とか声とか、そういうのはあまり考えず、まるで概念に近いのだろうか、そういったふんわりしたまま日本人はその存在を信じているのがなんとも不思議…。(少なくとも僕の周辺の方々はそんな感じです。)

しかもそれと同時に仏教の文化を持ち合わせていたり、本来日本とは全く関係のないケルト民族のお祭りであるハロウィンで騒ぎ、キリストの復活祭であるクリスマスの日にケーキを食い、しかし年始には初詣に行く。

 

いや、あまりにもカオスすぎるだろ。

 

恐らく、恐らくだけれども、日本人は他の民族と違い、異文化をあまり拒絶しない、むしろ異文化に対して寛容であるとも言える特徴があるのだろう。中にはもちろんそうでない人も一定数存在しているが、国民性にそういった傾向が見られるのは間違いないと思う。

 

戦国時代、種子島に火縄銃が伝わるや否や、瞬く間に日本全国に製法が広まったとか、明治時代よりも前、牛肉を食べる文化はほぼ無かったらしいのだが、明治の変革に伴ってすき焼きが広まり、あっという間に庶民の食べ物になったとかいうのもまた面白い話…。

京都の祇園祭の山車(?)に、イスラームの宮殿やエジプトのピラミッドが描かれているというのはまた別の話になると思うが、東北以北にはアイヌ語由来の地名が多く残っているし(実は蒲田ですらアイヌ語由来説が出ている)、同様に沖縄にも琉球語由来のそれが根強く残る。

僕らが思っている以上に、日本人は全体主義というか、調和を重んじているような気がする。空気を読むというのもその1つだろう。異文化がポンっと放り込まれてもなお、なんとも思わずに馴染んでゆき、さらにはアレンジバージョンを作っちゃったりして、自分たちで自由に、勝手に楽しみ出す。

 

…そう考えると、すごい能力を持っているのかも?